覚醒するとニシメソでいう「意識」はどう変わる?その仕組みをやさしく解説


ニシメソでは「意識が変わる」という言葉をよく使います。これは、性格が別人のようになるという意味ではなく、物事の受け取り方や、自分自身との向き合い方が変化していくことを指しています。

多くの人は、日常の中で「起きた出来事」にそのまま反応して感情が揺れ動きます。誰かに何か言われて落ち込んだり、うまくいかないことがあって焦ったり。これは自然なことですが、覚醒が進んでいくと、この反応の仕方そのものが少しずつ変わっていきます。

具体的には、出来事とその出来事への感情的な反応の間に、わずかな「間」が生まれるようになります。以前は反射的に落ち込んだり怒ったりしていた場面でも、「今、自分はこう感じているんだな」と、一歩引いて自分の状態を観察できるようになるのです。これがニシメソでいう意識の変化のひとつです。

この変化は、感情を感じなくなるということではありません。むしろ逆で、感情をより丁寧に、しっかりと感じられるようになります。ただ、その感情に振り回されて行動してしまうことが少なくなっていく、というイメージです。

また、意識が変わっていくと、これまで当たり前だと思っていた考え方や価値観に、ふと疑問を持つ瞬間が増えていきます。「本当にこれは自分がやりたいことなんだろうか」「これは誰かの価値観をそのまま受け入れていただけじゃないか」といった問いが、自然と浮かんでくるようになるのです。

この過程は、一気に劇的に起こるものではなく、日々の小さな気づきの積み重ねによって、じわじわと進んでいきます。焦って変わろうとする必要はなく、日常の中で感情を丁寧に感じきる練習を重ねることが、結果的に意識の変化につながっていきます。

私が伝えたいのはこれです。意識が変わるというのは、特別な体験をすることではなく、自分自身との向き合い方が少しずつ変化していくプロセスです。今日、何か心が動く瞬間があったら、その感情をただ観察してみることから始めてみてください。

セミナーでも、「以前の自分だったら絶対に怒っていた場面で、なぜか怒りが湧いてこなかった」という声をよく聞きます。これは感情を我慢しているのではなく、感情との距離感そのものが変わってきているサインです。

意識の変化に気づくと、周りの人との関係性も自然と変わっていくことがあります。相手の言動に過敏に反応しなくなる分、以前よりも落ち着いた関わり方ができるようになったと感じる人も少なくありません。焦らず、自分のペースで、この変化を丁寧に受け取っていってください。


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