感情と自己肯定感はどうつながっている?ニシメソが教える自分を認められない本当の理由


「自己肯定感を上げたい」という声をよく聞きます。書籍やセミナーでも、自己肯定感というテーマは注目されていますが、ニシメソでは、自己肯定感の低さは考え方のクセだけでなく、感情の扱い方と深くつながっていると考えています。

自己肯定感とは、簡単に言えば「今の自分を、そのまま認められる感覚」のことです。この感覚が育ちにくい背景には、多くの場合、過去に自分の感情を十分に受け止めてもらえなかった経験が関係しています。悲しいときに悲しんでいいと言われなかったり、怒っていいのに我慢を求められたりすると、「自分の感じていることは間違っている」という感覚が、知らず知らずのうちに積み重なっていきます。

すると大人になってからも、自分の感情そのものを信頼できなくなり、「こう感じる自分はダメなんじゃないか」と、無意識に自分を否定するクセがついてしまうことがあります。これが、自己肯定感の低さの根っこにあるとニシメソでは考えています。

ここで大切なのは、「もっとポジティブに考えよう」と無理に思考を変えることではありません。むしろ逆で、今感じている感情を「感じてはいけない」と否定せず、まずはそのまま認めてあげることです。「今、寂しいんだな」「今、悔しいんだな」と、感情そのものにジャッジをつけずに受け止める。この積み重ねが、少しずつ自分への信頼を取り戻すことにつながります。

自己肯定感というと、何かを達成したり成果を出したりすることで育てるものだと思われがちですが、ニシメソでは、感情を感じきる力そのものが、自己肯定感の土台になると考えています。どんな感情を感じても、自分を責めずに受け止められる。この安心感こそが、揺るがない自己肯定感の正体です。

私が伝えたいのはこれです。自己肯定感は、外側の成果ではなく、自分の感情との向き合い方から育っていきます。今日、何かを感じたときは、その感情を否定せずに、まずはそのまま受け止めてみてください。

セミナー受講生の中でも、「頑張って自分を好きになろうとしてきたのに、うまくいかなかった」という声をよく聞きます。それは、努力が足りなかったわけではなく、アプローチの方向が少しずれていただけだと思います。自分を好きになろうとする前に、まずは自分の感情を丁寧に扱ってあげること。それが結果的に、自己肯定感を育てる一番の近道になります。

焦って変わろうとする必要はありません。今日感じた小さな感情ひとつを、否定せずに受け止めてみる。その積み重ねが、少しずつ「このままの自分でいい」という感覚を育てていきます。


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