特に何かあったわけではないのに、将来のことを考えると、漠然とした不安に包まれる。具体的に何が心配なのかと聞かれても、うまく言葉にできない。夜になるとその感覚が大きくなって、考えるほど出口が見えなくなる。そんな経験はないでしょうか。今日は漠然とした将来への不安を、ニシメソの視点から感情の面でほどいていきます。
漠然とした将来への不安とは?
一般的には、「不安の原因を書き出そう」「計画を立てれば安心できる」と、具体的に対処する方法が勧められます。役に立つ場面もありますが、これは3次元式の捉え方なんです。不安を「解決すべき問題」として扱い、材料を集めて安心を探そうとするので、原因が見つからない漠然とした不安には、手の打ちようがありません。
ニシメソ的に見ると
ニシメソでは、漠然とした将来への不安を「恐れ」の感情として見ます。感情マップでいえば、恐れは「分離」の位置。まだ起きていない未来に意識が飛んで、「このままの自分では足りないかもしれない」という前提から、世界を見ている状態です。
「内面が先、現実は後」という原理でいえば、3次元式は「安心できる証拠」が揃ってから安心しようとします。でも未来の証拠は、どれだけ集めても揃いません。だから不安が続くんです。5次元式は、先に「今ここは大丈夫」という前提に戻ります。恐れを消すのではなく、今の体に起きている感覚として感じきる。すると、未来に飛んでいた意識が、今に戻ってきます。漠然とした不安は、考えるほど増え、感じるほど静まっていくんですね。
よくある勘違い3つ
勘違い1:原因が分かれば不安は消える 漠然とした不安は、原因探しをするほど広がります。分析より先に、感じることが必要です。
勘違い2:準備を万全にすれば安心できる 備えること自体は大切ですが、安心を未来の準備に預けると、いつまでも足りない気がします。
勘違い3:不安を感じる自分は弱い 不安は、大切なものを守りたい気持ちの表れでもあります。責めずに、まず認めてあげてください。
ニシメソ実践法3ステップ
ステップ1:未来のことを考え始めた瞬間に、気づく 「今、先のことを考えているな」と気づき、その直前の気持ちに「不安」と名前をつけます。
ステップ2:体のどこにあるか感じる 胸のざわつき、お腹のそわそわ、喉の詰まり。内容は追わず、場所と質感をただ観察します。
ステップ3:波が引くまで、そのままいる 感じきったあと、「今、この部屋にいる私は大丈夫」と確認してみます。
まとめ
漠然とした将来への不安は、未来の問題というより、今の体に残っている恐れのサインです。考えて消そうとするより、感じてあげる。感じきるたびに、意識が今に戻り、足元の安心が戻ってきます。
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